[感想] マクナ=グラムラとフェアリー・ベル

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マクナ=グラムラとフェアリー・ベル

タイトル マクナ=グラムラとフェアリー・ベル
サークル ALICE IN DISSONANCE
発売日 2018-02-20
公式ジャンル 童話調短編ノベルゲーム / 男性向け、女性向け(全年齢)
原画 小夏はれ
シナリオ Munisix
攻略対象人数
プレイ時間 1時間半
評価

マルベル孤児院で暮らす少女「マクナ」とその友達「セビア」。
いじわるな孤児院院長ティグラ・アンのもとでの生活はつらく、さびしいものがありました。それでも二人は、二人なりの楽しみを見つけては、日々をささやかに過ごしていました。

しかし、孤児院には「10才になっても里親が見つからないと、動物に変えられ、売られてしまう」という逃れられない決まりがありました。

もうすぐ10才になるマクナは奇跡の存在”フェアリー・ベル”に思いをはせます。
つらい境遇にある子ども達を永遠の幸せの地”エンレス・ランド”へいざなうフェアリー・ベル。
彼女が心からベルのことを信じ、救いを求めたとき、奇跡は起こりました。

「待たせてごめんなさい、マクナ。助けに来たよ。」

そう言ってベルはマクナを永久の幸せが約束された場所エンレス・ランドへと導きます。
「永遠にオトナにならないこと」を条件に―――

マクナ=グラムラとフェアリー・ベル

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シナリオ

総プレイ時間はおよそ時間30分くらいでした。

選択肢なしの、一本道の構成です。

 

同人サークル『ALICE IN DISSONANCE』さんの『fault』シリーズのスピンオフ作品。

『fault』内に登場する作家が書いた童話――という立ち位置みたいです。

『fault』のネタバレも含まず、未プレイでも問題なく楽しめる構成になってます|  ˙꒳​˙)

 

サークルさんの過去作をプレイした方はお馴染みの演出力で、全編イベントCG使用+3Dカメラを駆使したカメラワークのビジュアルノベル。

ノベルゲームというよりは、童話風の絵本といった感じ。世界観、音楽共にディ○ニーの映画を見ているような感覚になりました。

 

孤児院で暮らす少女が、『永遠にオトナにならないこと』を条件に、フェアリー・ベルから”永久の幸せが約束されたエンレス・ランドに招待されるところから物語は始まります。

 

つらい境遇にある子どもたちを幸せの地に誘うフェアリー・ベル。

 

ほのぼのとした絵本ちっくなストーリーが続く中、ところどころに不穏な空気を感じていたんですが、終盤のシーンは今までの雰囲気とは打って変わってホラーテイストに。

「忌々しい」と画面全体にテキストが表示される演出は正直ビックリした…:(っ`ω´c): 完全に不意打ち。

 

辛い過去を持つ少年少女たちが、エンレス・ランドを経て”幸せ”を知る物語として、短いながらに楽しませていただきました。童話らしい、綺麗な終わり方だったと思います。

 

「本当の幸せは、それ(辛いことだらけの現実)を乗り越えてはじめて得られるものだから」

 

という台詞は、じーんとくるものが…(  ; ᴗ ;  )

クリア後の図鑑で、ロゼン・メイズ兄弟やクロミェ、コトンの過去が読める仕様も好き。

 

公式サイトによれば、fault3作目にフェアリー・ベルの童話が登場するみたい。

fault本編内でどう取り扱うのか今から楽しみです(((o(    ॑꒳ ॑   )o)))‬

 

 

グラフィック


イベントCGの枚数は、CGモードがないので数えられませんでしたが、相当数あり。

世界観に合わせた絵柄が良き。水彩っぽい塗りが絵本らしさを強調してるなぁ、とも。

コトンのお姉さんっぽい見た目のデザインが好き。

 

音楽・ムービー

ボーカル曲はなし。

PVっぽいものがSteamの方で見れるので気になった方はこちらから~。

 

音楽鑑賞モードも搭載してなかったのが残念。

BGMは世界観に合ったキラキラした曲もあれば、切ない曲も。ピアノ曲が多かったのが俺得でした。

『fault』同様、OSTも発売してるみたいです|  ˙꒳​˙)

 

システム


クリア後に、図鑑が解放。CG鑑賞モード等はなし。

 

基本的に『fault』のシステムのまま。

全編イベントCGやら、3Dカメラワークやらと540円のクオリティじゃないことは確か。

強いて言えば、画面演出の速度も調整できたら嬉しいかも。

 

あと、CG鑑賞モードと、音楽鑑賞モードが搭載されていなかったのが残念。

チャプター毎にジャンプできる機能はついてるので、CGに関してはそこで補完するしか…

 

今回もクリア後にタイトル画面が変化する演出があって嬉しかったです!

例に漏れず、ネタバレに触れるので割愛しますが、キャンパスの絵をクリックすると???の図鑑が解放されます。

 

総評

幸せとはなにかを知る短編童話風絵本ノベル。

 

軽そうに見えて、しっかりとテーマが定まっていたのが好印象でした。意外と考えさせられる感じ。

ボリュームも控えめで、価格も安いし、ほんのり泣けるお話が読みたい人向け。

 

とりあえず、fault – SILENCE THE PEDANTはまだですか…っ!(  ; ᴗ ;  )

 

ダウンロードサイト


マクナ=グラムラとフェアリー・ベル