[感想] ヒトカタノオウ

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ヒトカタノオウ ~ヲルノモリ~

タイトル ヒトカタノオウ
メーカー Artel Team Prefab
発売日 2007-03-30
公式ジャンル 伝奇ビジュアルノベル / 男性向け(R-18)
原画 ちょちょ , おすぎ
シナリオ 花ツバメ , 柳はと
攻略対象人数 2人 / ミズハ、奈緒
プレイ時間 10時間
評価
それは夏の夜の夢から始まった。
欠けてしまった夢の中で覚えているのは、ほんの僅かな幼い思い。 吊り橋が揺れる対岸で、真白の髪の彼女が寂しげに微笑んだ。
伝えなければいけない言葉を捜しているうちに、ふと目が覚めてしまう儚くも血に塗れた夢。 夢が意味することが何なのか、それすらもわからぬままに、主人公は夏の巡りを夢で知る。 ようようにして思い出せたのは、ミズハという少女の名前。 歪なその夢は、年月を重ねるごとに鮮明になっていた。
何も知らず、何もわからないまま、主人公は日々の日常を生きていた。 屋敷を取り仕切る咲月は相変わらずの様子で愛想もなし。
新しい家族の奈緒は世間知らずで恐いものなしで、少し危なっかしい。 少し普通とズレた、そんな日常の温かさ。

――― それが、いつまでも続く本当なのだと思っていた。
九天の空に鳴り響く花火の音は、在ったはずの日常の終わりを告げる。 辿り着いた夜の底で、主人公が見る色は誰の色なのか ―――

ヒトカタノオウ-アカシノクニ-

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ヒトカタノオウ ~ヲルノモリ~

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シナリオ

プレイ時間はおよそ10時間くらい。

ミズハ  奈緒 の順番でクリアしました。

推奨攻略順は、特にありませんが、お気に入りヒロインは最後に回したほうがいいかも。

 

ジャンルは、和風伝奇ノベル。

元々、2つのルートをダウンロード版で分割販売されていた作品を、パッケージ版にまとめたのが今作。

プロローグ+奈緒編の『アカシノクニ編』、ミズハ編の『ヲルノモリ編』が収録されています。

気に入ったヒロインのルートだけを購入も可能ですが、物語をより深く理解するには両方のルートをやったほうがいいのは間違いなし。

 

片方のヒロインルートを選ぶと、 選ばれなかったもう片方のヒロインは報われない 展開になるのが今作の特徴の一つ。例えば、ミズハを選ぶと、奈緒が敵となり戦うことになりますし、その逆も。2人のヒロインが幸せになる結末がないのがなかなかにツラい。

 

選ばれなかったヒロインの末路

 

なので、気に入ったヒロインがいれば後に回した方がすっきり終われるかもです。

選ばれた方のヒロインはちゃんとハッピーエンドを迎えるので!( ˙꒳​˙ * )

 

ところどころ、Fateなど有名な伝奇作品を参考にしたような描写があり、戦闘シーンの臨場感はなかなかのものでした。

和風伝奇要素も、ヲルノモリ編はてんこ盛りで、 妖と人間の共存 というテーマに沿ったシナリオで楽しめましたが、アカシノクニ編は個人的に合わず。結構流し読み。奈緒は可愛かったんだけどね。

 

あと、咲月ルートがないのが不思議でしょうがない(´°ω°`)

 

低価格でボリュームも少なめなので、手を出しやすいですし、和風伝奇モノが好きな方は楽しめるかも。

 

キャラクター

キャラクターのお気に入り順は、

ミズハ>>>ヤト>奈緒=咲月

 

サブキャラですが、鬼のヤトがカッコイイ。ヲルノモリ編では活躍も多いですし。

アカシノクニ編の扱いが酷すぎる…(´°ω°`)

 

ミズハ

CV:桃井いちご

リボンの位置、邪魔じゃね?と思わずにはいられないキャラクターデザイン。

民族衣装+鎖っていう服装が好きです。

 

過去の思い出があったりとか、エンディングの数とかから鑑みるに奈緒よりも優遇されてる気がするヒロイン。

ミズハのハッピーエンドは、綺麗にまとまっていたと思います。

 主人公とミズハの子供 がイミナ様の鱗を剥がしてヤトに追いかけられてるシーンが微笑ましくて本当好き(*˘-˘*)

 

黒羽 奈緒

CV:倉田まりや

見た目年齢ロリ。

この子は本当に不幸属性持ちのヒロインでした。ミズハ編はもちろんのこと、奈緒編でも陵辱シーンがあったり、人間として扱われてない描写があったり。

 

「どうして私を選んでくれなかったの?」の台詞はクる。

 

グラフィック


ロリ系の同人作家っぽい絵柄だなぁっていうのが第一印象。(伝わる?)

全体的に女の子は幼い感じ。

 

妖の里の背景や、三種の神器のデザインなど、雰囲気が出てて良きでした。

 

Hシーン


Hシーン数は、ミズハ3回奈緒2回。

各ヒロイン陵辱っぽいシーンが1回ずつあります。ミズハに関しては主人公のみの絡みですが、奈緒はまさかの…。

 

塗りの質感がエロかったです。尺は全体的に短め。

 

音楽・ムービー


おっそろしく画質が悪いムービー。OPというか、CMムービー。

 

印象に残ったBGMは、 泡沫人 とか。

タイトル画面で流れるんですが、切ない雰囲気のピアノ曲でお気に入り。

 

システム


CG鑑賞、シーン回想、音楽鑑賞が備わってます。

 

古い作品なので、システム面は必要最低限のもの。

EDムービーがスキップ不可でした。

どのエンディングも同じなので、2周目からはスキップ可能にしてほしかった…。

 

総評

雰囲気だけは良かった――というのが個人的な感想なんですが、和風伝奇モノとして設定も練られていると思いますし、戦闘シーンなども頑張っていると思います。

合う合わないはありそうですが、気になった方は片方のルートでもいいからプレイしてみてもいいかも。

分割で買う場合は、ヲルノモリ編をおすすめします。

 

 

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ヒトカタノオウ ~ヲルノモリ~