[感想] かまいたちの夜 輪廻彩声

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かまいたちの夜 輪廻彩声

タイトル かまいたちの夜 輪廻彩声 (PC版)
メーカー 5pb.
発売日 2018-02-23
公式ジャンル アドベンチャー / 男性向け(R-18)
原画 有葉
シナリオ 我孫子武丸 , 竜騎士07
攻略対象人数
プレイ時間 8時間
評価

冬休みに、大学の友人・真理と共にスキー旅行にやってきた主人公・透。
彼らは真理の叔父・小林夫妻が経営しているペンション「シュプール」に宿泊する。
夕食時の食堂で一同に会した宿泊客には様々な人物がいた。

夕食後、宿泊客のOL3人組の部屋で
「こんや、12じ、だれかがしぬ」
と書かれた手紙が見つかる。

その場では、誰かのイタズラということになったが、その夜、事件は起こった。
宿泊客の一人が、切り刻まれたバラバラの死体となって発見されたのだ。
猛吹雪となり、電話線も切れて、携帯電話の電波さえ届かない山中で、外界と遮断された一同。
彼らは協力体制を取るが、第2、第3の事件が起こる。

犯人はどこかに隠れているのか、それとも?
疑心暗鬼に陥る中、吹雪の夜は更けてゆく。
事件の謎を解き明かし、透たちはシュプールから生還できるのか?

かまいたちの夜 輪廻彩声

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★『かまいたちの夜 輪廻彩声』

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シナリオ

プレイ時間はおよそ8時間くらい。

ミステリー編  鎌井達の夜編  雪の迷路編  辺獄の真里編  オカルト編  真里の探偵物語  スパイ編  Oの喜劇編  暗号編  迷宮編 の順番でクリアしました。

推奨攻略順は、好きな順番からで大丈夫だと思います。

1周目はミステリー編固定です。Oの喜劇、暗号編、迷宮編はピンクのしおり入手後に解放。

 

サウンドノベルの先駆けとなった『かまいたちの夜』

ペンションでの殺人事件を描いたノベルゲームです。

 

当時から、名前は聞いたことあったんですが、プレイしたことがなかったので、美少女ゲームっぽくリメイクされたこれを機にプレイしてみました。

原画が有葉さん×主題歌が霜月はるかさんなので、あかべぇそふとっぽい雰囲気を感じながらも、テキストは当時のままなので、今風のエロゲっぽい感じではないですね。

多少の古臭さは否めないものの、今作のメインルートであるミステリー編では無駄なテキストを省き、簡潔に書かれてるのは好感持てました。

 

プレイ時間は、8時間と結構短めですが、昔のゲームならこのくらいで丁度良かったのかな?

一昔前の古いノリ(言い方が辛辣)を長々と続けられてもつまんないですし、個人的にボリュームに関しては不満なく、丁度良かったと思ってます。

 

メインシナリオのミステリー編は、犯人の名前入力システムや、トリックの謎など考えさせられましたし、BADエンドルートに進むと、どんどん登場人物が殺されていき、いつ自分が殺されるのか、犯人は誰なのか――という恐怖があって、ノベルゲームとしてかなり面白かったです( ˙꒳​˙ * )

 

ただ、知名度の高さに期待しすぎたせいか、犯人の正体や動機にはちょっぴり肩透かし。

当時は画期的なシステムと衝撃的な展開だったのかもしれませんが、20年以上経った今では当時の衝撃を味わうのは難しいのかもしれません。

 

ミステリー編以外のルートは、正直、「これ必要か…?」と思うルートもありましたし、選択肢やエンディング数が膨大すぎて、回収が作業になってしまうのもマイナス。

Oの喜劇とか、ギャグパートは全力で笑わせてもらったんだけど、オカルト編とか正直蛇足な気がしないでもない。

まぁ、一つのゲームで色んなジャンルのシナリオが楽しめたらお得感はあるんだけど、ミステリー編の印象が薄くなってしまうというか、ルートによってキャラクターの役割が変わりすぎてついていけないというか(´;ω;`)

 

批判ばっかりですが、追加シナリオの辺獄の真里編は良かったです。

最初はなんだこのループゲー!って思ってたけど、恋愛要素の少ない今作で、透と真里の恋物語が見れましたし、ほんのり切ないテイストなのも自分好み。

追加シナリオは竜騎士さんが書いているんですけど、グロいシーンなんかは竜騎士さんらしい表現でした_:(´///`」 ∠):_

 

まとめると、ミステリー編と追加シナリオの辺獄の真里編は楽しめたけど、他はイマイチ。

 

強いて言えば、当時の雰囲気のまま楽しんでみたかった気持ちもあるので、昔ながらのシルエット絵でプレイすることもできたら理想的。

他のゲームの例を挙げると、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』のリメイクでは、発売当時の状態でプレイ可能な特典もついていましたし、今作もそういう工夫が欲しかったです。

有葉さんの絵柄は可愛いし、CGの枚数も多くて満足だったんだけど、世界観にはマッチしてないように思えました(´・ω・`)

 

私のように、『かまいたちの夜』を触れたことない新規ユーザーには、今風にリメイクされていて手を出しやすいと思うので、『かまいたちの夜』のシナリオが気になる人や雰囲気が気に入った人にはおすすめ。

 

キャラクター

キャラクターのお気に入り順は、

真里=可奈子>俊夫>他

 

真里はメインヒロインだし活躍の場が多いってこともあるけど、辺獄の真里編で好感度が上がりました。

可奈子はOL三人組の中では見た目が一番好み。スパイ編以外にも活躍してほしかったぜ。

俊夫は、某BADエンドが切ない(´;ω;`)

 

グラフィック


原画は有葉さん。女の子は当たり前に可愛い。車輪時代と比べたら絵が上達してるのが感じられます。

リメイクに際して、絵柄の賛否両論があったようですが、雰囲気に合っているかって言われると微妙。

でも有葉さんverも見たいから、シルエットverも収録してほしかったね…_:(´///`」 ∠):_

 

あと、ボリュームの割にめっちゃCG枚数豊富!

テキストがほんの少ししかないにも関わらずイベントCGが挟まれるのでホント贅沢。

 

死体グラフィックが多いけど、絵柄が萌え系だからグロさはそこまで無し。

ただ、苦手な方は注意です。

 

音楽・ムービー


OPムービーはPC版が見当たらなかったので、PSV版を。

PC版は霜月はるかさんが歌ってます。

 

主題歌の 廻雪の詠 は雰囲気出てて結構お気に入り。フル版が聞きたい。

 

主題歌ももちろんのこと、BGMがかなり良かったです。世界観にマッチしすぎ。

印象に残ったBGMは、 ペンション・シュプール  レクイエム  俊夫の怒り  長い夜の始まり  追憶 とか。

 

システム


CG鑑賞、音楽鑑賞、A NOVEL(おまけシナリオ?)、エンディングリストなどが備わっています。

 

フローチャートが搭載されているので、遡るのがある程度は便利だったけど、

選択肢が膨大すぎる!

エンディングリストを埋めるのも作業感あったのに、既読率を100%にするのは骨が折れそう。

私は金のしおりを入手した時点でクリアとみなしました(白目)

 

金のしおり入手後は、ちょっとエッチなドラマCDが音楽鑑賞モードで聞けます。

いま聞きながらこれ書いてますが、クリア後のこういうおまけ好き( ˙꒳​˙ * )

 

総評

個人的な期待値が高くてちょっと肩透かしを食らった部分もありましたが、メインシナリオは楽しめましたし、『かまいたちの夜』を触れることができて良かったです。

欲を言うなら、やっぱり当時の雰囲気のままプレイしたかったというところ。

 

でも、昔のゲームをリメイク、っていうのは若い世代でも古き良き作品を手に取るチャンスだと思うので、今後もこういう名作がリメイクされたらいいなって思います( ˙꒳​˙ * )

 

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