[感想] 暗い日曜日-Sombre Dimanche-

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暗い日曜日-Sombre Dimanche-

タイトル 暗い日曜日-Sombre Dimanche-
サークル ZIGZAG
発売日 2009-08-23
公式ジャンル 悪夢型殺人ビジュアルノベル / 女性向け(R-15)
原画 子路ヒエラ
シナリオ 零一
攻略対象人数
プレイ時間 4時間
評価
雨の降りしきる6月。
主人公・成瀬真人の暮らす町に「切り裂きジャック」と呼ばれる連続猟奇殺人犯が出没する。
だが謎と恐怖を残したまま、その犯行は終息。
そして10月、再び巡ってきた雨の季節。
主人公は、悪夢の中で巨大な兎と遭遇する。
その日を境に、現実と悪夢、過去と現在の境界線が狂い始め——。
暗い日曜日-Sombre Dimanche-

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シナリオ

プレイ時間はおよそ4時間くらい。

エンディング1~20を順番にクリアしました。

推奨攻略順は、20を最後にしたほうがすっきり終われると思います。

 

最初から最後まで鬱々たる雰囲気が続く女性向け同人ゲーム。

女性向けといっても、男性同士の直接的な絡み描写はほぼ皆無。ただ、雰囲気はめっちゃ女性受けしそう(っ’ヮ’c)

 

本編には、実際に存在した殺人事件や曲などが題材として使われています。

まず、タイトル名は、聞くと自殺してしまうという都市伝説を持つ『暗い日曜日』という曲がそのまま使われています。

本編でも何度も登場しているので、ゲームプレイ前もしくはプレイ後に聞いておくと良いかもです。

※ 自殺する気は全く起きないので安心して聞いてみてください。確かに暗い曲ではあるけど。

 

そして、切り裂きジャックというロンドンで起きた未解決事件を彷彿とさせる事件が起きるというメインテーマ。

斧を持った謎の兎とか、雰囲気作りと掴みは完璧でした。

 

エンディング数が全20個もあり、選択肢一つで即エンディング分岐するため、ちょっと回収が面倒な点も。

エンディングのほとんどが死亡もしくは自殺エンドというBADENDなのもポイント。

エンド13はTRUEEND、エンド20がHAPPYENDという扱いみたいです。

 

エンド20を最後にプレイしたほうがすっきり終われると思うんだけど、色々と賛否両論ありそうなエンディング。

主人公が幸せになることを許せるか許せないかで意見が分かれそうです。だからこそ、エンド13がTRUEENDなのかもしれません。個人的には、HAPPYENDの方がほんのり泣けるし読了感は良いんだけど、「うーん…」と思うところも。

詳しくは、下記にネタバレ全開で感想を書いているので、気になった方はぜひ。

 

主人公の見る“悪夢”を様々な時系列、視点で見ることによって事件の全貌が分かっていく構成は楽しかったので、暗い雰囲気のゲーム、グロい表現が好きな方にはおすすめ。サスペンス映画を見ているような感覚でした。

 

ネタバレ雑感

 

キャラクター

キャラクターの個人的ランキングは、

真紀>>正人>真人

 

真紀がめっちゃ良いヒロインでした。

真人への愛情がひしひし伝わってくる。

 

グラフィック

 

絵柄、塗り方が独特なグラフィック。ちょっとラフ画っぽいけど、これもまた味があって良いかと。

ただ、ちょっと画質が悪いCGが多かったのが残念。

基本的にカットインっぽいのが多めでした。

 

グロは直接的に描いてるわけじゃないんだけど、怖い…!

血の描き方がリアルでした…本当…。

 

音楽・ムービー

ゲームの雰囲気はこのまんまこのムービーっぽい感じ。やっぱりサスペンス映画っぽい雰囲気だ。

ムービーを見て気に入った方はレッツプレイ。

 

ED曲の『Reason to live』が英語歌詞+ED曲っぽいしっとりした雰囲気でお気に入り。

 

印象に残ったBGMは、『Illusions』、『精神圧』、『piano3 016』、『Soldiers』、『Presence』とか。

タイトル曲こわい。ピアノ曲が多いのが個人的に嬉しかったです。

 

システム

CG鑑賞、音楽鑑賞、時系列が書かれたメモ、エンディングリストがおまけモードに搭載。

 

必要最低限のシステムで、普通にプレイする分には問題ありませんが

4行以上のテキストだとバックログ表示が切れていたり、

新しいシーンに入るとバックログがリセットされるなどの欠点はあり。

 

総評

ちょっと古い作品ですが、雰囲気はかなり良き。

テンポ良く物語も進みますし、伏線回収がしっかりされているため十分に楽しめました。

ホラー、サスペンスものが好きな方はぜひ。

 

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